【環境へ優しい】令和の戦争はSDGsへ❗️―孔明がドローンを電子レンジでチンした❗️♨️

おはこんばんにちは❗️力学観測研究所のRYOです❗️

防衛省が、新しい近距離対空システム「CRADS」の開発に乗り出すという。ロシアによるウクライナ侵攻などで、戦場の風景を大きく変えたものの一つがドローンである。特に厄介なのが、大量のドローンを一斉に飛ばす「スウォーム攻撃」だ。

従来の迎撃ミサイルでもドローンは落とせる。しかし、ミサイルは高い❗安価なドローンを撃ち落とすために高価な迎撃ミサイルを何発も使っていたら、たとえ全部撃墜できたとしても、防衛側の財布👛と弾薬庫🚀💣が先に悲鳴を上げることになる。

そこでCRADSでは、迎撃ミサイル、機関砲、レーザー兵器という性格の異なる兵器を組み合わせ、飛んできた目標に応じて適切な方法で迎撃することを目指す。遠くの脅威には迎撃ミサイル/近距離なら機関砲/そしてレーザー兵器。すべてを一番高価な方法で撃ち落とすのではなく、相手に合わせて迎撃方法を使い分けるわけだ。

ドローンを「電子レンジでチン」する

そして防衛省はCRADSとは別に、もう一つ面白い技術の実証も進めようとしている。「高出力マイクロ波(HPM)」である。

ものすごく簡単に言えば、「飛んでいるドローンの電子回路を、電子レンジでチンする」ような発想だ。当たり前ながら本当に家庭用電子レンジを空へ向けるわけではない。強力なマイクロ波を照射し、ドローンやミサイルに搭載された電子機器に誤作動や破損を起こさせ、飛べなくしてしまう。

レーザーが対象を熱で物理的に損傷させるのに対し、HPMが狙うのは搭載された電子機器だ。現代のドローンは、プロペラとモーターとバッテリーだけでは飛べない。姿勢制御も航法も通信も電子回路によって成り立っている。ならば、その頭脳が機能しなくなればよい。

ブーン……ブーン……ブ……ポトッ

考え方としては実に現代的である。しかもHPMには弾丸のような「弾切れ」がない。電力を供給できる限り繰り返し使用でき、複数の小型無人機への対処にも向いている。数で押し寄せてくる安価なドローンに対して、こちらも一発ごとに高価なミサイルを消費しなくて済む可能性がある。戦争にもさらなるコストパフォーマンスが求められる時代である。

ところで、落ちてきたドローンは捨てるのか❓

ここからは力学観測研究所妄想思考実験である。

もしHPMによってドローンの電子機器を無力化し、機体を爆発四散させることなく落とせたとしよう。当然、墜落すれば壊れる。バッテリーが危険な状態になっている可能性もあるし、敵の兵器をそのまま再利用できるほど話は単純ではない。

しかし比較的無事なものが残れば、そこにはプロペラ、モーター、バッテリー、カメラ、センサー、フレームなど、さまざまな部品がある。情報解析の対象にもなる。そして、もし利用可能な部材まで回収できたらどうだろう。

敵は攻撃するためにドローンを送り込んだ。こちらはそのドローンを無力化した。そして残ったものを回収する。敵がこちらを攻撃するために投入した資源が、こちら側の資源へ変わる。

……ん❓ この話、どこかで聞いたことがないだろうか❓

そう、あの孔明である。諸葛RYO孔明❗

孔明「矢が足りない? 敵にもらえばいいじゃない」

『三国志演義』で有名な「草船借箭」という逸話がある。諸葛RYO亮孔明が大量の矢を短期間で用意するよう求められた。普通に考えれば矢を作るしかない。材料を集め、職人を動員し、せっせと生産する。

ところが孔明は違った。濃霧の中、藁人形を大量に載せた船を曹操軍へ近づけたのである。敵から見れば、霧の向こうから兵士を満載した敵船が接近してくる。曹操軍は大量の矢を射かけ、矢は藁人形へ次々と刺さっていく。孔明はそのまま船を持ち帰った。

矢を作ったのは曹操軍/矢を運んできたのも曹操軍/孔明はそれを回収しただけである。

敵「攻撃している」/孔明「補給していただいている」

同じ現象なのに、立場を一つ変えるだけで意味が完全に反転する。

1800年前の藁人形と令和のドローン

ここで今回の防衛省の話へ戻ってみる。奇しくも防衛省は、HPMや新しい対空システムだけでなく、装備品を模した「デコイ」の導入も進めるという。本物そっくりのおとりを置き、敵の攻撃対象を増やすことで、本物の装備への被害を減らす。孔明が使った藁人形も、役割だけを見れば立派なデコイである。

約1800年前――藁人形を置く/敵に矢を撃たせる/矢を回収する。

令和――デコイを置く/敵の攻撃を分散させる/飛んできたドローンをHPMで電子レンジのようにチンする/ポトポト落ちてきたドローンを回収する。

そして「プロペラ良し/モーター良し/バッテリーは……要検査/使えるものは再利用しましょう」。ここまで実現すれば完璧である。

孔明がやっていたことは、単なる奇策ではない。敵がこちらへ向けた「攻撃」というベクトルを、そのまま自軍への「資源流入」というベクトルへ反転させていたのである。兵器が弓矢からドローンへ変わっても、この力学そのものは変わらない。

そして敵の資源をできるだけ無駄にせず、回収し、使えるものは再利用する。大量破壊から、必要なところだけを無力化する方向へ。

令和の戦争はとうとうSDGs✨へ❗

意識高い系ってカッコいい❗✨

力学の概念としてもう一度並べてみる

※「草船借箭」は『三国志演義』で諸葛亮孔明の策として広く知られる逸話であり、正史『三国志』にそのまま記録された孔明の実績ではありません。

ソース類

読売新聞オンライン/防衛省が「近距離対空システム(CRADS)」開発へ HPMやデコイの導入も

防衛省/高出力マイクロ波(HPM)の研究に関する資料

防衛省/令和7年版防衛白書「軍事分野における先端技術動向」

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